会誌「電力土木」

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特集〜保守・管理 研究

山岳地盤における土層強度検査棒の適用性に関する検討(その 2)

 

岸 本 秀 真 東京電力ホールディングス? 技術戦略ユニット 土木・建築統括室 土木・建築エンジニアリングセンター 地圏土木技術グループ
中 尾   真 東京電力ホールディングス? 技術戦略ユニット 土木・建築統括室 土木・建築エンジニアリングセンター 地圏土木技術グループ チームリーダー 
粳 田 茂 樹 東京電力ホールディングス? 技術戦略ユニット 土木・建築統括室 土木・建築エンジニアリングセンター 地圏土木技術グループ マネージャー
高 橋   章 東京電力リニューアブルパワー? 水力部 スペシャリスト

 地盤のせん断強度を把握するには室内試験を実施することが望ましいが,山岳地ではコア採取に多大な労力と費用を要する。一方,土層強度検査棒は国立研究開発法人土木研究所が開発した人肩運搬可能でベーンコーンせん断試験を実施できるもので,簡易に対象地盤の強度が推定可能である。本研究では,前報に続き山岳地盤における土層強度検査棒の適用性を検討し,広い土質で地盤強度が推定可能であることを示した。

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