会誌「電力土木」

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報告 その他

推進・シールド併用工法を用いた電力洞道の施工実績

 

大野 弘城

東京電力(株) 建設部 土木・建築技術センター 管路技術グループ チームリーダー

砂原 宏介

東京電力(株) パワー・グリッドカンパニー 工務部 流通土木グループ 主任

野本  健

東京電力(株) 福島第一原子力発電所 土木部 土木第三グループ 副主任

概 要 

今回実施した内径 φ2,200 mm の地中送電用洞道工事は,2 スパン各々のルート上に鉄道軌道下の横断部や道路線形に合わせた曲線半径 R=18 m の急曲線部があり,推進工法の適用が困難な工事であった。そこで,掘進途中で推進工法からシールド工法に切り替え可能な,推進・シールド併用工法(ハイブリッドシールド工法)を採用し,工事費の低減と工程の短縮を図った。本報告では,推進・シールド併用工法を用いた非開削工事の施工実績について紹介する。
 

キーワード:推進工法,シールド工法,推進・シールド併用工法,急曲線,鉄道横断

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