会誌「電力土木」

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報告 火力

鹿島火力発電所 7 号系列増設工事に伴う土木工事の設計・施工の概要〜既設設備防護を主体とした大物搬入路工事の設計および施工概要〜

 

木下 良介

東京電力(株) 東通原子力建設所 港湾・土木調査グループ

古川園健朗

東京電力(株) 鹿島火力建設所 土木グループ

近藤浩二郎

大成建設(株) 千葉支店 鹿島火力発電所作業所 主任技術者

 概 要 

東京電力(株)鹿島火力発電所では,7 号系列として設置したガスタービン設備のコンバインドサイクル発電設備化工事を実施中である。7 号系列増設工事における土木工事は,復水器冷却用水路,電気洞道,配管架台基礎,排熱回収ボイラ等の構内輸送用の大物搬入路等を建設してきた。特に,大物搬入路は,発電所構内外あわせて総延長が約1.8 km と工事規模が大きくかつ取放水設備等の既設設備防護を必要とすることが大きな特徴である。本稿では,大物搬入路工事の設計および施工概要について報告する。
 

キーワード:鹿島火力発電所,大物搬入路,既設設備防護,プレートガーダー橋,単純箱桁橋

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