会誌「電力土木」

概　要　

中国電力(株)神野瀬発電所高暮ダムの洪水吐ゲート(鋼製ラジアルゲート 5 門)は，昭和24年に設置以来60年以上経過している。これまで定期的にゲートの機能や劣化状態および応力測定により健全性を確認してきたが，経年による腐食等劣化が進行していることから，洪水処理操作を確実に実施するには，ゲートの機能維持を確保する必要があるため，高経年洪水吐ゲートの中長期的な改修計画を策定し，平成25年度から 5 年計画で順次取替えを実施することとした。ここでは，洪水吐ゲート取替工事計画の概要について報告する。
　

キーワード：洪水吐ゲート取替，鋼製ラジアルゲート，PC アンカレージ，仮設備

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