今季の写真

関西電力株式会社
境川発電所加須良川引水設備新設工事
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【写真 曚┐鹹乕婉瓩旅事状況(平成29年8月現在:下流より撮影)

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【写真◆杠鹸濛η唳縮隋排砂路等の工事状況(上流より撮影)

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【写真】えん堤コンクリート打設状況

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【写真ぁ枡蛙縅トンネルえん堤側坑口設置完了(本坑、作業横坑)

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【写真ァ枡蛙縅トンネル内掘削作業状況

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【写真Α枡蛙縅トンネル水抜きボーリング実施状況

【工事概要】  関西電力では、S+3Eを達成する電源競争力強化に向けた取組みを推進しており、その一つとして既設水力発電所の発生電力量増加の取り組みを進めています。
 現在建設中の加須良川引水設備は、庄川水系加須良川に取水えん堤を設け、約1.2kmの導水路トンネルを掘削して、隣接する庄川水系境川にある境川発電所の貯水池(桂湖)に最大5.6m3/s引水するものであり、これにより小落差の成出発電所及び新成出発電所で使用していた加須良川の水を、高落差を有する境川発電所で使用することで、年間の発生電力量を約1,700万kWh増加させるものです。
【写真 曚┐鹹乕婉瓩旅事状況(平成29年8月現在:下流より撮影)                【写真◆杠鹸濛η唳縮隋排砂路等の工事状況(上流より撮影)  取水えん堤付近の構造物の施工にあたり、半川締切工法を採用しています。平成29年度は河川を右岸側に切り替えて仮排水を行い、左岸側のえん堤、排砂門、排砂路、護岸等を構築しています。
 加須良川は急流河川であり、工事着手後も局所的な集中豪雨による突発出水が度々発生していることから、えん堤上流に水位計を設置し、河川水位上昇を感知すると、パトライト・サイレンにより現場作業員に周知し、避難を促すシステムを構築し、作業員の安全確保に配慮しながら施工を行っています。
【写真】えん堤コンクリート打設状況  取水えん堤は高さ7.8m、堤長60mであり、河床礫が厚いことから、基礎を岩着しないフローティングダムとして設計しています。浸透経路長確保を目的とした鋼矢板による遮水工を施工した後、平成29年8月よりえん堤本体のコンクリート打設を開始しました。
 えん堤コンクリートのひび割れ防止の為に、フライアッシュを混和材として使用して水和発熱を抑制し、また熱電対により打設後のコンクリート温度管理を行い、養生作業にフィードバックしながら施工を進めています。
【写真ぁ枡蛙縅トンネルえん堤側坑口設置完了(本坑、作業横坑)  加須良川の取水えん堤地点から境川発電所貯水池まで約1.2kmの導水路トンネルを掘削します。
 えん堤側では、坑口部から約20mが崖錐堆積物に覆われており、補助工法として注入式フォアポーリングによりシリカレジンを注入し、天端及び切羽の安定を図りながら掘削を行い、約2ヶ月を要してこれを突破し、さらに作業横坑(写真左側)の接続を行いました。
【写真ァ枡蛙縅トンネル内掘削作業状況  【写真Α枡蛙縅トンネル水抜きボーリング実施状況  導水路トンネルは小断面のため矢板工法を採用しています。掘削にあたっては、装薬孔の穿孔を1ブームレールジャンボにより行い、発破後のズリ出しはシャフローダーとズリ鋼車により行っています。
 導水路トンネルは、活断層である御母衣断層系加須良断層が近傍に存在し、破砕帯や湧水帯に遭遇する可能性が高いことから、探りボーリングや切羽前方探査を行いながら掘削を進めており、湧水帯に遭遇した場合は、水抜きボーリングを削孔して排水しながら、掘削を進めています。