会誌「電力土木」

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電力土木回想

四国電力?での42年間を顧みて,そして 〜ATM(明るく,楽しく,前向きに)頑張って〜

 

大野 裕記 四国電力? 技術顧問 ((一社)電力土木技術協会 元・理事)

1. はじめに
 電力土木に寄稿させて頂くのは「論文」,「報告」以外では2016年に「巻頭言」を書かせて頂いて以来,約 8 年ぶりです。当時,巻頭言においては2011年 3 月11日の東北地方太平洋沖地震を契機に様々なことが変化している時でもあり,外部環境の変化に対応し自らも変化する必要性を痛感していたこともあり「チャールズ・ダーウィンに学んでみると」と題して,当時の思いを書かせて頂いた。
 この度,電力土木の編集担当の方から「電力土木回想(〜先輩技術者からのエール〜)」の投稿依頼があった際には,流石に私自身大学で土木を学んでいないため,私にはそぐわないのでは,とお断りしようと思ったが,強い勧めもあり,四国電力での約42年間を顧みて,幾らかの印象深い事柄について紹介させて頂くことによって,多少なりとも電力土木技術者の皆さんの参考になればと思い,執筆を引き受けることにした。しかし,先輩諸氏の執筆された電力土木回想に比べると,いかんせん極めて雑駁な内容になっていることは否めないことを冒頭お断りさせて頂きます。なお,今回執筆にあたって,四国電力の先輩諸氏(石原 寿氏,中島 弘氏,武山正人氏,別枝 修氏,末澤 等氏,浅野彰洋氏,大原 隆司氏)のコラムも再読させて頂きましたが,これらを読むと当社における半世紀強の土木工事の様子が手に取るように分かりやすくまとめられていることが改めて確認できましたので,とりわけ当社の後輩諸氏には是非とも時間のある時にでも一読されることをお勧めします。また,各社の土木技術者の皆様にも,是非とも先輩諸氏の書かれたコラムを一読されることをお勧め致します。

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