田村 憲 大成建設? 土木本部 機械部 機械技術室 次長
本工法は,シールド機内側からカッタースポーク背面に接続可能な可動式マンホールを備えており,接続後はカッタースポーク内部と機内が一体となった空間を作業スペースとして大気圧下でビット交換ができる工法である。 開発に当たっては,外径 3 m のシールド機を模擬した実物大の試験装置を製作し,ビット交換時の作業性や止水性の検証を行った。更に,カッタースポーク内を自走し,一連の交換作業を遠隔で操作可能にするビット交換ロボットを考案し,全ての口径のシールド機に対する本工法の適用性を向上させた。本稿では当該工法とビット交換ロボットの開発及び実証実験について報告する。
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