会誌「電力土木」

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特集〜新技術・新工法 研究

ハイドレートメカニズムを利用した CO2 地中貯留の貯留可能量の推定

 

鳥羽瀬 孝臣 電源開発? 茅ヶ崎研究所 土木技術研究室 特任研究員
今岡 知武  電源開発? 茅ヶ崎研究所 土木技術研究室 課長代理
安田 尚登  高知大学 名誉教授
 
 電力の安定供給を図りつつ,2050年カーボンニュートラルを実現するために,CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)は重要な脱炭素技術と考えられている。我が国における CCS の課題の一つは,CO2 地中貯留の適地を確保することであり,普及しつつある帯水層貯留に加えて新たにハイドレートメカニズムを利用した CO2 地中貯留(CO2 ハイドレート貯留)を提案している。本稿では CO2 ハイドレート貯留に関して,地質学的な適地探索を行い,圧入シミュレーションを組み合わせて,日本国内の CO2 ハイドレート貯留の貯留可能量を推定したので,その検討内容を報告する。

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