会誌「電力土木」

目次へ戻る

解説

最近の技術用語(188) N-1 電制/Society 5.0/有機ハイドライド方式

 

N-1 電制
 N-1 電制(エヌマイナスイチデンセイ)とは,既存系統の有効活用を目指す「日本版コネクト&マネージ」の取組みの 1 つであり,故障時に発電出力を瞬時に制限する装置を電源や送電線等に設置することで,平常時の運用容量を拡大する仕組みである。
 現行の送電線の運用容量は,故障時でも他の回線へ切り替えて電気を供給できるよう,原則として最大容量(2 回線分)の50%程度で運用している。しかし,N-1 電制では,送電線の最大容量を上限(100%)に送電線への電源接続を認める一方,故障が発生した場合には,1 回線分の最大容量まで電源を制限する。

ホームページ上では、「初回段落」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ