会誌「電力土木」

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技術情報

注入効率の高い薬液注入工法「ハイグリップグラウト工法」の開発

 

下 坂 賢 二 戸田建設? イノベーション本部 技術研究所 社会基盤構築部 都市土木課 主管
大 野 康 年 太洋基礎工業? 本社 施工本部 技術部長

概 要 薬液注入工法は,既存構造物の直下地盤や供用中の施設及び狭隘箇所等,施工の制約がある場所で使用できることから液状化対策として広く採用されている。液状化対策を目的とした恒久型薬液を用いた薬液注入工法の新しい技術として,従来の注入方法の課題に対して大きな薬液浸透面積の確保に着目し,注入効率を高めたハイグリップグラウト工法(NETIS 登録番号:CB-180028-A 以下,本工法)を開発した。本稿では,工法の概要および実現場への適用事例について紹介する。なお,本工法は,戸田建設?,太洋基礎工業?,富士化学?および(大)岐阜大学の共同開発である。

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