会誌「電力土木」

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報告 水力

水力発電所の余水放流設備へのリターンフロー型減勢工の適用に向けた水理模型実験

 

北川 正佳 北海道電力? 土木部 電源開発グループ
神藤 謙一 北海道電力? 総合研究所 火力・土木技術グループ
沖  岳大 北電総合設計? 技術研究所

概 要 水力発電所の余水放流水の減勢方式は,土木構造物のレイアウト,最大使用水量,有効落差等を勘案し,衝撃型,立坑型,跳水型の 3 型式より選択することが基本である。今回検討する余水放流設備は,リプレース工事に伴い水圧管路下流端付近から放水路接続位置までの間に新設する計画であり,発電所の使用水量,出力等により基本的な減勢方式の中でも「立坑型」に該当する。しかし本稿では,設備のコンパクト化が可能となる「リターンフロー型水中減勢工」の適用可否を確認するため,水理模型実験により減勢効果を確認した内容を報告する。

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