会誌「電力土木」

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技術情報

「フレキシブル構法の開発」 ―プレキャストブロックを用いた簡易橋梁の急速施工可能な工法開発―

 

宇 野 洋 志 城 佐藤工業? 技術センター SOU 副センター長
弘 光 太 郎  佐藤工業? 技術センター SOU 土木研究部
秋 山 充 良  早稲田大学 創造理工学部 社会環境工学科 教授

概 要 2011年東北地方太平洋沖地震や2020年の球磨川氾濫では,津波や洪水により多数の橋梁が流出し,被災者の移動や緊急支援物資の運搬等に大きな支障をきたした。レジリエンス強化のため,今後,津波や洪水等の被害が予想される地域への緊急仮設橋の備蓄を想定し,プレキャスト鉄筋コンクリート(RC)ブロックを現場にて連結する構造(フレキシブル構法)の開発に取り組んでいる。本稿では,フレキシブル構法の概要と,RC ブロック同士を簡易に連結した桁部材の耐荷性能を実験的に検証した結果を紹介する。

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