会誌「電力土木」

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報告 水力

新中地山発電所 水圧管路周辺地すべり対策工事の概要(続報)

 

山 田 和 也 北陸電力? 常願寺水力センター 土木課 副課長
我 妻 純 平 北陸電力? 常願寺水力センター 土木課

概 要 新中地山発電所の水圧管路周辺については,建設前から地すべり地帯であると把握していたが,用地上の制約等から建設時に土捨場として盛土したことで地すべりの兆候が現れたため,抑制工を施し変位の収束を確認した。収束の確認から30年以上経過後の2006年に,地すべりの兆候が再び現れたため,2008〜2013年に抑制工による対策を行い一定の成果を得たが,地すべり土塊の末端部で緩慢な変位の継続を確認したことから,グラウンドアンカー等の抑止工を実施した。本稿では続報として抑制工以降の経過と対策工事について報告する。

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