会誌「電力土木」

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論文

改良型ジオブリッジ工法による地震時の液状化および揺すり込みに伴う道路上の不等沈下による段差に対する緩和性能の向上

 

論文
改良型ジオブリッジ工法による地震時の液状化および揺すり込みに伴う道路上の不等沈下による段差に対する緩和性能の向上
冨 田 瑛 重 日本原燃? 技術本部 土木建築部 耐震技術課
工 藤 直 洋 日本原燃? 技術本部 土木建築部 耐震技術課 チームリーダー
村 上 嘉 謙 日本原燃? 技術本部 土木建築部 副部長
櫻 庭 孝 一 日本原燃? 技術本部 土木建築部 部長
川 西 敦 士 前田建設工業? 事業変革室 事業変革グループ 主査

概 要 核燃料施設等に係る新規制基準において,基準地震動を超える地震に起因した重大事故に対処するうえで,迅速に冷却水を供給する経路である屋外アクセスルートの確保は重要である。しかし,地震を起因とした液状化および揺すり込みによる段差は,緊急用車両の通行を阻害する。段差を緩和する事前対策としてジオブリッジ工法が実用化されているが,車両通行が可能な段差は0.30 m までとされており,それを上回る段差に対する有効性は立証されていない。本稿では,0.30 m を上回る段差に対しても車両通行を可能にする改良型ジオブリッジ工法を確立し,実際の緊急用車両を使用した実証試験を経て,施工性や費用面を考慮した実用的な仕様を提案する。

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