小室 雅人
室蘭工業大学 大学院 工学研究科 もの創造系領域 社会基盤ユニット 教授
概 要 地球温暖化などに起因する異常気象に伴い集中豪雨や土石流,地震による土砂災害・落石等の自然災害が頻発し,さらに人為的ミスに起因するガス爆発等によって外壁材の家屋への衝突など,衝撃的な外力を受ける家屋や社会基盤施設の安全性が問題視されている。衝撃作用は発生する確率は小さいものの構造物に重大な影響を及ぼすことから,その安全性確保は非常に重要である。本稿では,その対策として衝撃荷重の低減に着目し,既に実用化されている事例をいくつか紹介する。
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