会誌「電力土木」

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報告 水力

DNA 解析を活用した導水路トンネルスチールライニング部の微生物腐食発生メカニズムの解明

 

國松 航

関西電力? 再生可能エネルギー事業本部 水力エンジニアリングセンター 海外水力グループ

大東 秀光

関西電力? 再生可能エネルギー事業本部 水力エンジニアリングセンター 海外水力グループ 技術課長

平野 伸一

(一財)電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部 生物・環境化学研究部門 上席研究員

 関西電力が海外コンサルティング活動として運転・保守に関するコンサルティング業務を実施している水力発電所において,運転開始から 5 年後の内部点検時に導水路トンネルスチールライニング部に孔食の発生が確認された。エポキシ樹脂によるパテ埋め補修を実施しているが,補修箇所の周辺に孔食が発生しており,効果的な対策工の立案を目的として孔食発生メカニズムに関する検討を行っている。孔食発生には微生物が関与している可能性が考えられたため,現地腐食生成物等の DNA 解析および水質分析による孔食発生メカニズムの検討を実施した。

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