会誌「電力土木」

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報告 水力

新打保発電所左岸斜面の地質調査結果

 

井口 宗士

関西電力? 再生可能エネルギー事業本部 水力エンジニアリングセンター 神通川水系工事所

間藤 健太

関西電力? 土木建築室 計画グループ 

神谷 忠克

?ニュージェック 大阪本社地圏グループ

 新打保発電所は,神通川水系一貫開発の一部として既設打保ダムにおいて無効放流していた河川水を有効利用して発電する新設発電所の計画であり,2021年11月から本体工事に着手している。打保ダムサイトの両岸は急峻な山体を主体としており,斜面には崩壊跡地が多数認められる。新打保発電所は,打保ダムの下流左岸側で建設中であり,背面には不規則な凹凸地形を確認することができ,崩積土や緩み岩盤が分布している可能性がある。左岸斜面には,飛騨片麻岩類が分布する。本稿では,新打保発電所左岸斜面の地質調査結果について報告する。

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