会誌「電力土木」

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報告 水力

新坂上発電所,新打保発電所新設工事の計画概要

 

福本 芳朝

関西電力? 再生可能エネルギー事業本部 水力エンジニアリングセンター 神通川水系工事所

西田 勉

関西電力? 再生可能エネルギー事業本部 水力エンジニアリングセンター 神通川水系工事所長代理

山根 雄一

関西電力? 再生可能エネルギー事業本部 水力エンジニアリングセンター 神通川水系工事所長

 新坂上発電所,新打保発電所は,神通川水系一貫開発の一部として,既設ダムにおいて無効放流していた河川水を有効利用しそれぞれ年間発生電力量約1,300万 kWh,約1,600万 kWh を得る新設発電所計画である。両計画は,神通川水系の河川水の有効利用およびダム運用の負担軽減の観点から,長年検討がなされてきた。昨今の再生可能エネルギーの拡大,低炭素社会の実現という社会的要請に基づき,既設設備の最大限の活用も行いつつ検討を進めた結果,両計画の建設開始に至った。新坂上発電所については2021年 3 月から本格的に準備工事に着手し,新打保発電所については2021年 8 月から準備工事に着手している。本稿では,両計画の概要について報告する。

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