会誌「電力土木」

　近年の BIM/CIM は，普及が進む中 3D モデルのみならず，施工ステップ等の時間情報を付与した 4D モデルの活用も注目されている。四国電力殿で実施の西条発電所 1 号機リプレースのうち，当社が請け負った 2 つの工事では，設計段階で発注者が作成した BIM/CIM データを施工段階に引継ぎ，3D モデル・4D モデルを作成して施工検討に活用している。照査の効率化，安全・品質の向上，関係者間の情報連携等の効果が得られたため，将来的には維持管理段階での活用が期待される。

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