会誌「電力土木」

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報告 流通

±200 kV 飛騨信濃直流幹線新設工事の設計・施工概要

 

野坂 創一

東京電力ホールディングス? EV 推進室 (前 東京電力パワーグリッド? 工務部 送変電建設センター 東西連系線岐阜土木グループ)

佐川 英宣

東京電力パワーグリッド? 工務部 送変電建設センター 送変電土木整備第二グループマネージャー

中川 貴洋

東京電力パワーグリッド? 工務部 送変電建設センター 東西連系線岐阜土木グループマネージャー

 東京電力パワーグリッド?では,一般社団法人電力系統利用協議会からの提言に従い,電力 9 社での検討の結果,50 Hz-60 Hz 連系設備の増強を目的とした直流送電線の整備を進めており,中部電力パワーグリッド?が岐阜県高山市に新設する飛騨変換所から長野県朝日村に位置する当社新信濃変電所までの89 km を鉄塔基数197基で連系する飛騨信濃直流幹線を建設中である。
 本工事では,鉄塔基数197基の基礎設計にあたり,地盤条件,施工条件に応じて多種多様な基礎構造を採用している。また,施工上の制約事項として,高標高山岳地,猛禽類保全等が挙げられる。本稿では,コストダウンと工期短縮を指向した基礎設計と,施工上の制約への対応策について報告する。

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