山本 健太
中国電力? 電源事業本部 耐震設計土木グループ 担当副長 (前 瀬戸内共同火力? 福山新 2 号機建設室 総括担当 土建グループ長)
谷川 博昭
瀬戸内共同火力? 福山新 2 号機建設室 室長
横田 誠之
中電技術コンサルタント? 都市整備部 基盤整備グループ 主査
瀬戸内共同火力?福山共同発電所(ユニット数:6 機,総出力:84.4万 kW)は,製鉄所内で発生する副生ガスを主燃料とする火力発電所であり,運転開始から50年以上が経過し老朽化した既設 2,3 号機を廃止し,高効率のコンバインドサイクル発電方式を採用した新 2 号機として更新する建設工事を2018年より進めている。取放水設備工事は2018年 5 月に現場着工した後,2020年 4 月には機械電気工事側へ取水槽を引き渡し,同年 7 月下旬より循環水通水試験を開始した。本稿では,本工事の施工概要,および施工上の課題に対して現場で実施した対応策について報告する。
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