会誌「電力土木」

　中国電力?滝山川発電所王泊ダムの洪水吐ゲート(鋼製ラジアルゲート 3 門)は，1959年に設置以来58年が経過し，経年による腐食等劣化が進行していた。洪水処理操作を確実に行うためには，脚柱応力増加に伴う損傷や主桁ウェブ座屈等の懸念を解消する必要があったため，2017年から 1 門/年のペース(?期工事〜?期工事に分割)で順次取替えを実施した。本稿では，洪水吐ゲート取替工事の設計および施工の概要について報告する。

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