会誌「電力土木」

目次へ戻る

技術情報

寒冷地における吹付けコンクリートの温度管理方法

 

大橋 英紀

戸田建設? 技術開発センター 社会基盤再生ユニット インフラ再生チーム

守屋 健一

戸田建設? 技術開発センター 社会基盤再生ユニット インフラ再生チーム 主管

田中 徹

戸田建設? 技術開発センター 社会基盤再生ユニット マネージャー

 冬期寒冷地における吹付けコンクリートの品質確保を目的に,コンクリート製造時の温度管理方法を開発した。本工法は吹付けコンクリートを分割練混ぜ方式で製造する場合,練混ぜ水の温度,および,ミキサ内の温度を制御することで,コンクリートの練上がり温度を一定に保つ工法である。本工法を実現場に適用した結果,外気温が氷点下の環境においてもコンクリートの練上がり温度を概ね20℃にすることができた。また,吹付けコンクリートの材齢24時間推定圧縮強度,および,材齢28日圧縮強度は設計基準強度を満足することを確認した。

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ