会誌「電力土木」

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報告 火力

複合地盤における22.5%の急勾配シールドトンネル工事の設計・施工報告

 

鈴木  崇

関西電力送配電? 電力システム技術センター 神戸市内地中送電線工事所 所長代理

末廣巌太郎

関西電力送配電? 電力システム技術センター 神戸市内地中送電線工事所

國領  優

?熊谷組 関西支店 土木事業部土木部

 関西電力送配電?では,?神戸製鋼所の火力発電所建設に伴い,その供給設備として275 kV 地中送電設備を建設する。このうちルート北端の約1.5 km についてはシールド工法により洞道を構築した。本シールドの特徴として,土砂地盤と岩盤が分布する複合地盤であること,縦断勾配が22.5%の急勾配区間が存在することが挙げられる。施工においては,泥土圧シールドによる掘削および加水式土砂運搬方式による排土を行うことで安定した掘進を可能にした。本報告では,複合地盤および急勾配という厳しい条件下におけるシールドトンネル工事の設計・施工の概要について報告する。

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