会誌「電力土木」
報告 水力
芽登第二発電所 導水路改造工事のうち新設導水路工事の概要
尾�� 巧
電源開発? 水力発電部 中部支店 御母衣発電所
喜多 佑介
?開発設計コンサルタント 設備保全技術部 課長
成岡 正祥
電源開発? 水力発電部 東日本支店 上士幌電力所 所長代理
芽登第二発電所導水路改造工事は，延長約12 km の導水路の中間地点にある茂喜登牛(もきとうし)水路橋を土中埋設型逆サイフォン式水路へと付け替えたのち，水路橋を解体する工事である。本工事は2017年12月に着手し，発電所の運転を継続しながら，新たな逆サイフォン式水路の建設工事を行ってきた。2019年 7 月 3 日から11月 5 日までは発電所を停止し，元の導水路トンネルと繋ぐ接続水路部の施工を行った。計画概要と設計について報告した既報1)に続き，本稿では新設水路完成までの工事の概要について報告する。
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