会誌「電力土木」

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報告 水力

耳川水系ダム通砂の段階的運用に伴うダム下流の河川環境変化

 

坂田 賢亮

九州電力? テクリカルソリューション統括本部 土木建築本部 耳川水力整備事務所 流域総合技術グループ

梶原 慎介

九州電力? テクリカルソリューション統括本部 土木建築本部 耳川水力整備事務所 流域総合技術グループ

工藤 正輝

九州電力? テクリカルソリューション統括本部 土木建築本部 耳川水力整備事務所 流域総合技術グループ 副長

 耳川水系では,2005年に発生した台風14号災害を契機に,宮崎県が策定した「耳川水系総合土砂管理計画」による流域全体での土砂管理が実施されており,耳川水系に複数のダムを持つ九州電力?では,2017年度から同計画の中核的事業である「ダム通砂運用」を行っている。ダム通砂運用の実施により,河川の土砂動態が従来から大きく変化すると想定されることから,運用計画については,ダム通砂による河川環境への影響を分析・評価し,その結果を適切に反映しながら少しずつ変更し,最適な計画を策定していく予定である。
 本稿では,ダム通砂運用 1 年目(2017年度)の結果を踏まえて計画を変更した 2 年目(2018年度)の運用計画及びダム通砂実施後の下流河道の環境変化について報告する。

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