会誌「電力土木」

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報告 研究

フライアッシュ高含有ポーラスコンクリートの藻場造成材としてのフィールド試験

 

中島 隆甫

北陸電力? 土木部 土木技術チーム

三木  理

金沢大学 理工学域 機械工学系 教授

参納千夏男

北陸電力? 土木部 土木技術チーム 統括

 近年全国的に藻場が減少し,北陸地方,特に輪島地方においてもアワビなどの漁獲量の減少が問題になっている。藻場を再生させる方法の一つとしてはポーラスコンクリートの適用が有効であるが,生物の棲息を阻害する恐れのある水酸化カルシウムの溶出が懸念されている。そこで,フライアッシュはコンクリート中の水酸化カルシウムを低減させる効果があることに着目し,フライアッシュを高含有させたポーラスコンクリートを用いて,輪島地方の名船港及び舳倉島においてフィールド試験を実施した。本稿では,フィールド試験の結果を報告する。

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