会誌「電力土木」

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報告 火力

竹原火力新 1 号機設備更新工事 放水管路・放水口工事の施工概要

 

伊藤 亮一

電源開発? 土木建築部 企画業務室 (前 火力建設部 竹原火力新 1 号機建設所 土木グループ)

名尾 孝樹

電源開発? 火力建設部 竹原火力新 1 号機建設所 土木グループ 課長代理

岡   崇

電源開発? 原子力技術部 原子力土木室 (前 土木建築部 土木技術室 海洋・港湾設計タスク) 課長代理

 竹原火力新 1 号機設備更新工事は,既設 1 号・2 号機を可能な限り運転継続させながら新 1 号機を建設するビルド&スクラップ方式を採用して施工を進めている。本稿では新 1 号機設備のうち,復水器冷却水設備の放水管路・放水口工事の施工概要について報告する。放水管路工事は土中埋設型の耐圧ポリエチレンリブ管の施工であり,放水口工事は暑中コンクリートを含むマスコンクリートの施工である。また,いずれの工事も最大で10 m 程度の深さの土留め掘削を伴うものであるが,工事エリアと近接する運用中の既設放水設備に影響を与えず,かつ,新 1 号機設備更新工事の工事用車両通行を妨げてはならないという厳しい制約があった。地盤改良等による事前の対策および計測管理等による施工時の対策を組み合わせることにて対応した。

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