会誌「電力土木」

　竹田発電所は，昭和30年の運転開始から64年以上が経過し，施設の老朽化が進行していることから，九州電力は同発電所を廃止し，「新竹田発電所」を新設することとしている。新竹田発電所新設工事(以下，本工事という)は，水車・発電機，導水路等の高経年化対策並びに未利用水の有効活用を目的とした再開発工事であり，最大使用水量の増量及び発電機の効率向上により，最大出力と発電電力量の増加を図る。本稿では，本工事の計画，設計及び施工状況について報告する。

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