会誌「電力土木」

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報告 水力

新姫川第六発電所の新設工事 水圧管路・余水路,放水路トンネル工事の計画概要及び施工

 

久保田翔平

黒部川電力? 新姫川第六発電所建設所土木課

竹 正太郎

黒部川電力? 新姫川第六発電所建設所土木課

野原 幸嗣

黒部川電力? 新姫川第六発電所建設所土木課 課長

 黒部川電力?は,これまで純国産の再生可能エネルギーである水力発電の開発を進めてきた。今回の新姫川第六発電所の新設計画は,一級河川姫川本川に位置する既設の姫川第六発電所取水堰堤より増量取水し,新規に発電所を建設するものである。当発電所は最大使用水量30.00 m3/s,有効落差102.30 m,最大出力28,000 kW の計画であり,運転開始後は年間発電電力量約8,840万 kWh を発電し,二酸化炭素を年間約45,300 t 削減できる見込みである。新設工事は,2018年 8 月に着工し,2022年 4 月の運転開始を目指している。本稿では,新姫川第六発電所の新設工事のうち,水圧管路・余水路トンネル工事及び放水路トンネル工事の概要について報告する。

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