会誌「電力土木」

目次へ戻る

電力土木回想

いろいろトライ,経験を大切に

 

浅野 彰洋

四電エンジニアリング? 常務取締役 (元 四国電力? 執行役員土木建築部長)

1. はじめに
 約38年前に四国電力?に入社しました。
 当時,電力会社を志望したのは,あまり覚えてはいませんが,子供の時に見た映画「黒部の太陽」の記憶がどこかに残っていて,大規模なダムの建設に魅力を感じていたからという,単純な理由だったような気がします。
 既に四国電力?を退職していますが,結局のところ残念ながらダムの建設には携わることはありませんでした。
 しかしながら,水力関係,原子力関係,送変電関係など,色々な分野に携わり,結果として,四国電力?を通じて,エネルギーの安定供給という点では,多少なりとも地域の皆様のお役に立てたのではないか,と思っています。
 経験した業務の中で,原子力関係については,社内異動を繰り返しながらですので連続というわけではありませんが,伊方発電所 3 号機の調査・設計から許認可対応(設置変更許可,工事計画認可),建設,保守,新規制基準適合性に係る審査対応と,一気通貫で携わることができ,大変ありがたく思っています。
 ここでは,主に,その伊方発電所 3 号機関連の業務経験について紹介させていただきたいと思います。

ホームページ上では、「初回段落」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ