会誌「電力土木」

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報告 水力

ラオス国ナムニアップ 1 水力発電所建設工事の竣工報告

 

田中 亮輔

Nam Ngiep 1 Power Company Limited Technical Division Manager

村上 嘉謙

関西電力? 水力事業本部 水力エンジニアリングセンター 海外水力グループ 開発課長

久保 和俊

Nam Ngiep 1 Power Company Limited Technical Division Deputy Managing Director

 関西電力はラオス国において,タイ電力公社,ラオス国営投資会社と共同でナムニアップ 1 水力発電所の建設を進めてきた。ナムニアップ 1 水力発電プロジェクトは,2 組のダムと発電所を建設し,計29万 kW の電力をタイ国とラオス国内に売電する水力 IPP(Independent Power Producer:独立系発電事業者)事業である。本事業は,関西電力が初めて筆頭株主となり,プロジェクトの発足から竣工まで主体となって取り組んできた海外プロジェクトであり,土木・電気・金物・送電線の建設工事を分割で発注し,主要な建設契約を日本のコントラクターとするオールジャパン体制で取り組み,約 5 年の工期を経て,2019年 9 月 5 日に商業運転を開始した。

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