会誌「電力土木」

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技術情報委員会だより

技術情報委員会現場見学記〜新姫川第六発電所建設工事の紹介〜

 

1. はじめに
 水力発電は,CO2 をほとんど発生しないクリーンなエネルギーであり,かつエネルギー源のほとんどを海外からの輸入に頼っているわが国にとって,国内の資源を利用する貴重な純国産の再生可能エネルギーである。平成30年 7 月に閣議決定された「第 5 次エネルギー基本計画」においても一般水力(流れ込み式)については,発電(運転)コストが低廉で,安定的に発電することができ,昼夜を問わず継続的に稼働できる電源となるベースロード電源として位置付けられている。また,平成27年(2015年)7 月に決定した「長期エネルギー需給見通し」においても2030年の全電源構成のうち22〜24%程度を再生可能エネルギーで,かつ22〜24%のうち8.8%〜9.2%程度を水力発電として確保することを見込んでおり,今後の継続した水力開発が必要である。

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