会誌「電力土木」

目次へ戻る

報告 その他

中国電力の石炭灰活用による CO2 低減への取り組み―FA コンクリートの採用,Hi ビーズによるブルーカーボン効果―

 

立花 美咲

中国電力? 電源事業本部 石炭灰有効活用グループ

梶田 拓志

中国電力? 三隅発電所建設所 土木課

池田 陵志

中国電力? 三隅発電所建設所 土木課

中本 健二

中国電力? 電源事業本部 石炭灰有効活用グループ マネージャー

 中国電力では,CO2 低減の一環として,石炭火力発電所から発生する石炭灰の有効活用に取り組んでいる。三隅発電所では,発生した石炭灰をコンクリート中のセメントの一部に置き換え,フライアッシュコンクリート(以下,「FA コンクリート」)として活用することで,セメント使用にかかる CO2 の低減に寄与している。また,三隅発電所で製造される石炭灰造粒物(以下,「Hi ビーズ」)は干潟造成材として活用され,造成した干潟はブルーカーボン生態系として CO2 吸収効果が期待される。本報告では,当社の石炭灰有効活用による CO2 低減への取り組みについて報告する。

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ