会誌「電力土木」

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報告 研究

フライアッシュとフェロニッケルスラグを用いた藻場造成ブロック(硬化体)の開発

 

西浦  潤

中国電力? エネルギア総合研究所 土木グループ

及川 隆仁

中国電力? エネルギア総合研究所 土木グループ マネージャー

黒田  保

(大)鳥取大学 工学部 教授

松原 雄平

?鳥取クリエイティブ研究所 代表取締役 ((大)鳥取大学 名誉教授)

 中国電力?では,循環型社会の構築に貢献するとともに,火力発電コストの低減を図るために,石炭灰有効活用に関する技術開発を推進している。本調査研究は,中国電力?と鳥取大学との共同研究事業として実施されたもので,フライアッシュのコンクリート混和材としての特長であるブリーディング低減効果に着目し,土木学会設計施工指針においてブリーディング等の影響から置換率の上限が通常50%に制限されているフェロニッケルスラグ細骨材について,フライアッシュ利用により,細骨材置換率75%のコンクリートにおいても,有効活用できることを確認した。併せて,製作したコンクリート硬化体を用いた現地実証試験を通じて,藻場造成基盤材への適用性を確認した。

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