会誌「電力土木」

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報告 研究

SAAM システムを用いた旧タイプアンカーのり面の健全性評価事例

 

秋山 康之

中部電力? 電力技術研究所 土木技術グループ 構築チーム 研究副主査

奥田 康三

中部電力? 電力技術研究所 土木技術グループ 構築チーム 研究主査

佐藤 正俊

中部電力? 電力技術研究所 土木技術グループ グループ長

 のり面の安定対策工法として広く利用されているグラウンドアンカー工は,抑止工として安定的に維持されることが重要である。しかし,1988年に鋼材の二重防食が義務付けられる以前の旧タイプアンカーは防錆性が十分ではないことや,施工時のアンカーごとの定着緊張力等の詳細な記録が残されていない場合があるため,適切な維持管理が課題となっている。本稿では,旧タイプアンカーのり面を対象に,SAAM システムを用いて藤原・酒井の提案する健全性評価手法に準拠した評価および緊張力の長期状態観測を行った結果について報告する。

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