会誌「電力土木」

目次へ戻る

報告 流通

既設送電鉄塔逆 T 字基礎の鉄筋アンカーによる補強工法の確立

 

馬場 悠介

東京電力パワーグリッド? 工務部 流通土木グループ

玉置 久也

東電設計? パワーソリューション本部 PS エンジニアリング第一部 基礎技術グループ

松尾  敏

東京電力ホールディングス? 渉外・広報ユニット 海外事業室 北海道北部風力送電?出向

 既設の送電鉄塔において,鉄塔構造の変更による基礎荷重の増加や鉄塔近傍での地盤改変工事の影響による基礎支持力の減少のために基礎の補強が必要となることが,近年多くなっている。良質地盤で採用することの多い逆 T 字基礎の補強においては,引揚支持力のみが不足しているケースがあり,その点に着目すると運搬資機材の軽量化と施工性の改善が可能であると考え,新たに「鉄筋アンカーによる基礎補強工法」を開発した。開発にあたり,実規模載荷試験による「既設基礎と鉄筋アンカーの連結部のせん断耐力評価法」の検討,および,数値解析による「既設基礎と鉄筋アンカーの荷重分担の評価法」の検討を実施した。

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ