会誌「電力土木」

　電力安定供給を支えるベース電源として重要な，?JERA 碧南火力発電所の運転に伴い発生する石炭灰を受け入れる，衣浦 1 号地最終処分場建設工事を鋭意進めているところである。本処分場は外周護岸として経済性はもとより，現地作業削減や遮水性向上の観点から長大ケーソンを採用した。本稿においては処分場建設工事の内，長大ケーソンの曳航・据付工事の概要について報告する。なお処分場計画概要については平成30年 5 月号(No. 395)で報告している。

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