会誌「電力土木」

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特集:高経年化対策,リニューアル 水力

船明ダム下流洗掘対策工のリニューアルに伴うモニタリングの現状

 

佐藤 麻衣

電源開発? 水力発電部 中部支店 佐久間電力所(天竜事務所)

松井  俊

電源開発? 水力発電部 中部支店 佐久間電力所(天竜事務所)

吉澤 和明

電源開発? 水力発電部 中部支店 佐久間電力所(天竜事務所) 課長

 天竜川水系のダム群の中で最下流に位置する船明ダムは,竣工直後より大規模な出水を幾度も経験し,ダム直下の護床工ブロックが損傷したことから,断続的にダム直下の河床低下が進行していた。このため,2015年10月〜2018年 6 月の 3 カ年の非出水期で損傷した護床工をリニューアルする長期的対策工を施工した。対策工の検討にあたっては河床低下や護床工損傷の原因を水理模型実験にて特定しているため,得られた知見を基に対策工を長期的に機能させるための維持管理に係る計画を立て,これに基づきモニタリングを行っている。本稿では,モニタリングの概要およびその実績について報告する。

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