会誌「電力土木」

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報告 火力

川越火力発電所 海底取放水管の大規模地震対策の設計・施工

 

伊豫田 光

?JERA O&M 本部 川越火力発電所 土木建築工事課

山口 繁幸

?JERA O&M 本部 O&M 技術部 西日本 O&M 技術部 土木建築 C 土木設備 U 課長代理

高橋  正

O&M 本部 川越火力発電所 土木建築工事課 課長

 株式会社 JERA 川越火力発電所では,BCP の観点から,震災時の電力供給力確保を目的に,土木・建築設備を中心に取放水管や護岸,煙突等の大規模地震対策を進めている。2011年東日本大震災により,川越火力と同構造の海底取放水管の継手が損傷・開口し,大量の土砂が流入して通水機能が喪失した事例があった。通水機能の喪失により長期間の使用停止を余儀なくされた被災事例を踏まえ,当社では海底取放水管の土砂流入対策を開発し,現場に適用している。本稿では,開発した海底取放水管の土砂流入対策の設計・施工概要について報告する。

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
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