会誌「電力土木」

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研究所だより

研究所だより(九州電力?総合研究所)

 

1. 総合研究所の沿革・概要
 (1) 沿革
 九州電力総合研究所は,地域に根差した技術的問題の諸研究を実施するため,1952年 2 月に技術研究所として発足し,1956年 6 月名称を総合研究所と改めました。
 その後,何回かの組織改正を経て,2017年 4 月の組織改正により,総合研究所はテクニカルソリューション統括本部のもとに,土木建築,情報通信などの全社共通の技術基盤とともにおかれ,現在に至っております(2019年 3 月末現在,9 グループ制で94名)(図―1)。
 (2) 研究概要
 総合研究所の基本的な役割は,図―2の通りとなっています。
 研究開発の内訳としては,電力安定供給やコスト低減面で電気事業の維持強化に貢献することを目的とした既存事業領域が全体の 7 割,商品化やサービス化の技術開発シーズを発掘し,グループの成長に貢献することを目的とした成長事業領域が全体の 3 割を占めています。
 (3) 研究概要(土木関係)
 土木グループは,1972年の発足当初より,土質,岩盤,コンクリート,耐震や石炭灰利用技術の研究など,主管部門との連携のもと実用化までに長期間を要する研究や,専門的知識や経験を醸成するための基礎的研究等,多種多様な研究,業務を手がけてきました。
 さらに近年は,事業環境の変化を踏まえ,AI や IoT を活用した保安業務の高度化,効率化に資する研究についても取り組んでいます。

ホームページ上では、「初回段落」のみを掲載しております。

     
     
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