会誌「電力土木」

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報告 水力

画像を用いた土木設備点検に関する研究(その 2)

 

笠井 秀男

北海道電力? 土木部 土木企画グループ (前 総合研究所 火力・土木技術グループ) 副主幹

福澤修一朗

北海道電力? 総合研究所 ネットワーク技術グループ 副主幹

 北海道電力?の水力発電所土木設備のうち,傾斜区間や狭隘区間の多い水圧鉄管や落差の大きい調圧水槽については,人力による近接目視程度の点検が困難な箇所が存在するため,カメラ付き点検ロボットなどの要素技術による点検技術の向上を目的に研究を進めてきた。前回の報告(「電力土木」No. 388)では,水圧鉄管の内面点検を対象とした自走式の鉄管点検装置および調圧水槽の内面点検を対象とした縦坑点検装置の開発に関する中間報告を示した。
 今回は鉄管点検装置および縦坑点検装置の開発にあたり,前回報告の課題を踏まえた装置の改良および現地実証試験で性能確認を実施した内容について述べる。

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