会誌「電力土木」

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論文

カーテングラウチングに適用した Modified GIN 工法の提案と適用性の検証 ―ラオス国ナムニアップ 1 水力発電プロジェクト

 

吉津 洋一

?ニュージェック 代表取締役社長

藤井 隆弘

関西電力? 水力事業本部 水力エンジニアリングセンター 課長

中村 和男

関西電力? 水力事業本部 開発グループ リーダー

川田 達也

Nam Ngiep 1 Power Company Limited 技術部

 ダム基礎のグラウチングは,ダムの安定性,止水性を確保するために必要な設計項目の一つである。日本では従来,日本固有の複雑な地質に対応すべく,長年に亘り改訂を重ね築き上げてきた Conventional 工法が採用されている。一方,近年,欧州をはじめとした,より単純な地質構造においては,欧米において開発された GIN 工法等が採用されている。ダムグラウチング工法の選定では,一定の品質を確保した上で,経済性,工期において国際的に優位な工法であることが求められる。そこで本稿では,Modified GIN 工法の提案と,実施工による本工法の適用性検証を行う。

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