会誌「電力土木」

概　要　石炭火力発電所から副産される石炭灰を原料として製造した石炭灰粒状材は，多孔質体の構造を有していることから，海底の富栄養化物質の吸着効果が期待できることに着目して，海水域での使用に限定した水質・底泥浄化材への適用に向け室内試験を実施した。その結果，海底に石炭灰粒状材を敷設することにより，水質・底泥の浄化に有効な結果が得られたので，その内容を報告する。
　キーワード：フライアッシュ，浄化材，地盤材料，リサイクル，富栄養化

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