会誌「電力土木」

目次へ戻る

電力土木回想

水力発電開発調査に関わった思い

 

青木 良一

(株)東北開発コンサルタント 山形営業所長 (元 山形県企業局 参事(兼)再生可能エネルギー活用推進室長)

1. はじめに
 昭和54年に山形県職員として社会人のスタートをきった。最初の職場は,企業局の広域水道用水供給事業の浄水場建設担当部署であった。国直轄ダムの寒河江ダムを水源として,6 市 6 町に水道水を供給するためのプロジェクト事業であった。
 その時は,あまり気にしておりませんでしたが,東北電力株式会社により県内の水力発電では最大の本道寺(75,000 kW)・水ヶ瀞(5,000 kW)の二つの発電所の建設が共同事業として進められていた。今,思うと初めての水力発電との出会いだったのかと思う。
 電気と水道いずれも生活には欠かせないライフラインである。県職員時代の大半をこのライフラインに関わる業務で仕事が出来たことは,技術者として貴重な経験になったと思う。そんな中の水力発電に関わる在職中の経験を思い出しながら記させていただく。

ホームページ上では、「初回段落」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ