会誌「電力土木」

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報告 研究

沼原ダム東北地方太平洋沖地震クラック補修箇所の耐久性確認試験

 

有薗 大樹

電源開発(株) 土木建築部 土木技術室 水力・構造タスク 担当

佐藤 孝史

(株)開発設計コンサルタント 土木事業本部 火力原子力・技術部 担当

笠原  篤

北海道科学大学 名誉教授 

概 要 沼原ダムは,平成23年 3 月11日の東北地方太平洋沖地震によってアスファルト表面遮水壁に総延長1,547 m のクラックが生じ,オーバーレイ等による補修を行っている。当該ダムは寒冷地に位置し,また,当該地震によって生じたクラックは 1 日の気温変化によって開閉を繰り返すことが確認されている。そのため,補修箇所では凍結融解作用およびクラックの繰返し開閉作用による劣化が懸念される。今般,これらに関わる耐久性確認試験を行ったので,その方法および結果について報告する。
 キーワード:アスファルト表面遮水壁,オーバーレイ,クラック防止シート,凍結融解,疲労

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