会誌「電力土木」

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報告 水力

ASIA 2016 ―アジアにおける水資源および水力開発の現状と課題―

 

角  哲也

京都大学 防災研究所 教授

柏柳 正之

電源開発(株) 技術開発部 茅ヶ崎研究所

椋  真太

九州電力(株) 技術本部 火力・技術グループ 課長

川上 馨詞

九州電力(株) 耳川水力整備事務所 流域総合技術グループ

概 要 2016年 3 月 1 日から 3 日まで,ラオスの首都ビエンチャンで ASIA 2016が開催された。本会議は,水力発電およびダムに関する国際ジャーナルが主催し,ICOLD,IEA,ラオス・エネルギー鉱山省,天然資源環境省,ラオス電力公社,メコン委員会,IFC,世界銀行の後援を受けて,アジア地域を中心とする,水資源開発に関するすべての課題について議論するもので,今回は,特にメコン川流域の水力開発の現状と課題について,環境,貯水池土砂管理,ダムの安全および最新技術,プロジェクトマネジメントなどのセッションと現地見学が開催された。本稿では,これらの概要を紹介する。
 キーワード:メコン川,水力開発,貯水池土砂管理,ナムニアップ 1 ダム,サヤブリダム

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