会誌「電力土木」

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報告 水力

洪水吐ローラーゲート(滝ダム)の微小開度時の振動測定結果

 

東  健一

(株)開発設計コンサルタント 土木技術研修センター 所長 会員 (前 電源開発(株) 技術開発部 茅ヶ崎研究所 調査役)

太田 誠二

電源開発(株) 技術開発部 茅ヶ崎研究所 調査役

早川 誠一

(株)開発設計コンサルタント 設備保全技術部

概 要 洪水吐ゲートは,ダム貯水池の制水や洪水時の流量調整を行う上で極めて重要な構造物である。洪水吐ゲートの設計は,各種設計基準に則り実施されているが,設計基準類では,放流時に発生する振動対策も十分検討するように求められている。
 しかしながら,このような振動特性に関する測定事例などの報告は極めて少ない状況である。今般,ローラーゲートを有する滝ダムにおいて,微小開度による放流を実施する機会があったので,振動測定をゲート全体に対して実施した。本報告は,洪水吐ゲート(ローラーゲート)を対象に実施した振動測定のうち,ゲート全体の振動特性について報告する。
 キーワード:ローラーゲート,振動特性,微小開度

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