会誌「電力土木」

目次へ戻る

報告 水力

魚梁瀬ダム洪水吐き側壁本復旧工事に関わる調査・設計の概要

 

藤田 勇樹

電源開発(株) 土木建築部 土木技術室 耐震タスク

新妻 秀樹

電源開発(株) 水力発電部 東日本支店 田子倉電力所 (前 土木建築部 土木技術室 耐震タスク)

中山 義紀

電源開発(株) 土木建築部 土木技術室 耐震タスク 総括マネージャー

概 要 竣工から約50年が経過した電源開発(株)魚梁瀬ダムにおいて,洪水吐き側壁コンクリートの変状が顕在化した。この変状に対して各種調査を行い,変状メカニズムについて考察した。その結果,洪水吐き側壁コンクリートの温度変形による作用荷重の変動が影響したものと考えた。なお,本復旧工事は建設当時の洪水吐き機能を維持することを目的とし,別途報告する水理模型実験結果に基づき,現有の放流能力を確保したまま洪水吐き左右岸の側壁間に切梁を設置する設計・施工を行った。
 キーワード:水力発電,ロックフィルダム,洪水吐き,コンクリート,温度変化

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ