会誌「電力土木」

目次へ戻る

報告 水力

京極発電所建設工事における重金属含有ずりの合理的対策

 

角谷英一郎

北海道電力(株) 土木部 電源開発グループ 主幹

武田 宣孝

北海道電力(株) 土木部 電源開発グループ 副主幹

高橋  武

北電総合設計(株) 次長

概 要 京極発電所は当社初の純揚水式発電所であり,平成13年 9 月に着工し,平成26年10月に 1 号機20万 kW,平成27年11月に 2 号機20万 kW が運転を開始した。当該地点周辺では自然由来の重金属を含む土壌や岩石が広く分布しており,建設工事で発生する掘削ずりには,環境基準値を超過する重金属(砒素,鉛)の含有が懸念されたことから,これらの重金属含有ずりに対し,技術的に適切かつ合理的な対策を行った。本稿では,重金属含有ずりの分別方法,対策工法及びモニタリング結果等について報告する。
 キーワード:重金属含有ずり,分別処理,管理ずり,吸着層工法,モニタリング

ホームページ上では、「概要」のみを掲載しております。

     
     
ページのトップへ